複製される感性

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概要


この世界は変化を続ける。クリエイションの一端を担うアートやテクノロジーに関わる人達から、現在形のフィードバックを得る機会をつくりたいと我々「あ3」は動き出しました。

「複製される感性」展は、「あ³」プログラムの一環として、奈良の地に魅了され滞在制作を行った三作家による成果展です。地元の歴史や自然、文化に深く触れたことからインスピレーションを得た新作を含む展覧会を開催いたします。古都奈良の豊かな伝統と現代アートが融合した作品を、この機会にぜひご覧ください。

奈良女子大学と入江泰吉記念奈良市写真美術館が連携し推進するアートコミュニケーション人材育成プログラムとして動き出した「あ3」。大学と美術館がそれぞれの強みを活かし、人と作品と街をつなぐ新たなアートの担い手を育成することを目的としています。写真文化発祥の地のひとつとされている奈良で、日本を代表する写真家のひとりである「入江泰吉」の写真を活用しながら先端の技術を学び、アートの実践的な力を育てるプログラムを展開します。

展覧会情報


 「あ³」プログラムの一環として、奈良の地に魅了され滞在制作を行った三作家による成果展。地元の歴史や自然、文化に深く触れたことからインスピレーションを得た新作を含む展覧会を開催いたします。古都奈良の豊かな伝統と現代アートが融合した作品を、この機会にぜひご覧ください。

入場料無料
期間2024年12月 7日(土)~ 2025年 1月26日(日)
※9:30-17:00(月曜休館、月曜日 但し、1/13(月)開館、翌1/14(火)休館。
〈12/26(木)~ 1/3(金)〉休館。
場所入江泰吉記念奈良市写真美術館 Map
〒630-8301 奈良市高畑町600-1
主催奈良市、入江泰吉記念奈良市写真美術館(一般財団法人奈良市総合財団)、
国立大学法人奈良国立大学機構(奈良女子大学、奈良教育大学)
助成令和6年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」
協力HAGIWARA PROJECTS
お問い合わせ先あ3事務局 a333.nwu@gmail.com
WEB◆ あ3HP:https://art.nwu-eng.jp/workshop/
◆ 入江泰記念奈良市写真美術館HP:https://naracmp.jp/

【ギャラリーツアー】

世界で注目を集めているジョアンナ・ピオトロフスカ氏と期待の若手作家、桑迫伽奈氏、斎藤思帆氏が案内するギャラリーツアー。作品の背後にあるストーリーや想いを直接聞ける貴重な機会です。この機会に、アートの新たな魅力を発見しに来ませんか?

  • 2024年12月7日(土)14:00〜
  • 申込不要、参加無料

入江泰吉美術館 Map

アーティスト紹介


【ジョアンナ・ピオトロフスカ / Joanna POITROWSKA 】

ポーランド生まれ、ロンドンを拠点に活動。

世界が注目するアーティスト、ジョアンナ・ピオトロフスカ氏の作品を、日本で初めて、一堂にご鑑賞頂けます。

室内での簡易的な隠れ家をモチーフとした代表作「Shelters」シリーズでは、子どもたちが大人役を演じるゲームをベースにし、逆に、大人が子どものゲームを行っています。隠れ家やシェルターを作る行為には、幼少期のゲーム特有の無邪気さと遊び心がありますが、ひとたび、その文脈から離れ大人が行うと、危険なほど不安定で、壊れやすそうな特性が見えてきます。それらは場所を超えた人間の生来の脆弱性を明らかにしています。(「Alex Greenbergerによるインタビューより」)
 
[主な活動]

Le Bal(パリ、2023年)、 FRAC Île-de-France(パリ、2023年)、第59回ベネチアビエンナーレ(2022年)、第16回 リヨンビエンナーレ(2022年)、Kestner Gesellschaft(ハノーバー、2022年)、MACRO(ローマ、2020年)、Zacheta National Gallery(ワルシャワ、2020年)、 Tate Britain(ロンドン、2019年)、Kunsthalle Basel(バーゼル、2019年)、NS-Dokumentationszentrum München(ミュンヘン、2019年)、MoMA(ニューヨーク、2018年)、 Kunsthalle Wien (ウィーン、2018年)、第10回ベルリンビエンナーレ(2018年)など。日本ではHAGIWARA PROJECTSでの個展「砦」(2023)や恵比寿映像祭(2024)などがある。

https://joannapiotrowska.com/

 
【 桑迫 伽奈 / Kana KUWASAKO 】

北海道札幌市⽣まれ、札幌市在住。北海道教育⼤学岩⾒沢校美術コース卒業。

[主な活動]
ヤング・ポートフォリオ⼊選(2019 年)、HOKKAIDO PHOTO FESTA2019 ポートフォリ オレビューグランプリ(2019 年)、写真集「不⾃然な⾃然」(Case Publishing/2021 年)、PITCH  GRANT ファイナリスト(2022 年)、Fraction Magazine Japan 掲載(2022 年)、マレーシアに てアーティストインレジデンス(JFKL/2024 年)
札幌・名古屋・東京での個展多数開催のほか、屋久島国際写真祭(2022 年屋久島)、「#みま のめ VOL.6」(2020 年 三岸好太郎美術館/札幌)など。

https://kanakuwasako.com/


【 斉藤 思帆 / Shiho SAITO 】

1988年東京都出身。武蔵野美術大学版画専攻、同大学院修了。

[主な活動]
「Pic of Pain」(18,Murata、東京、2024年)、「TEMPORAL POSSESSTIONS II」(東葛西1-11-6, A倉庫、東京、2023年)、「か な た」(一乗法華寺、東京、2022年)、「at last」(JIKKA、東京、2014年)など。 グループ展に「Maps」(Cité Internationale des Arts、パリ、フランス、2022年)、「感性の遊び場」(ANB Tokyo、東京、2022年)、「一方そのころ/meanwhile」(谷本真理との二人展、KAYOKOYUKI、東京、2019年)、「End of Summer Open Studio」(Yale Union、アメリカ、ポートランド2019年)など。 武蔵野美術大学パリ賞受賞(2020年度)、2022年より1年間パリ滞在。 アートユニットThe Goodwillerとして田岡美紗子と古着や古物を用いたプロジェクトも進行中。

https://shiho-saito.com/

学生によるプロジェクト


奈良市の駅デジタルサイネージへの「学生によるプロジェクト」として、
奈良女子大学工学部の学生が制作した展覧会のPR動画が奈良市内12駅のデジタルサイネージで12月6日(金)から公開されました。下記リンクよりご覧ください。

https://youtu.be/WfEowsZZ_o4?si=WQEw_z96I7Qe1uGU


 
 
 

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