工学部では2023年度より希望する学生を対象に、コーチング・プログラムの提供を開始します。
全ての学生がそれぞれの個性や経験・特性を生かして羽ばたくことのできる工学部を作るために、このコーチングプログラムを企画しました。
悩みや課題を抱える学生が、たった一人だけで問題を解決しなければならないとしたら、客観的な視点を奪い孤立を生みかねず、それは創造性を阻む原因となりえます。
奈良女子大学工学部は、学生一人一人が教育者 / メンター / 専門家と連携して、自分自信の課題に対しても協働を通してアプローチし、解決の糸口を探すことができる、そんな教育現場を目指しています。
コーチング・プログラムでは、個々の学生のペースや状況に合わせてプログラムを選ぶことができます。グループ・ワークショップでの学びや、マンツーマンのセッションやコーチングを通して、一人一人が経験や経歴を生かし、課題を乗り越えて成長し、それぞれのペースやニーズに合わせて創造性を身につけられるようサポートをします。
▶︎ コーチング・プログラムのゴール
全ての学生と、その課題に対して働きかけ、核となるヴィジョン・ミッションを見つけ、行動の妨げとなるブレーキを取り払い、そこに向かっていくための原動力・行動力を養う。
・過去現在未来・筋を通して、情熱や目標、ビジョンを語ることができる
・自らの痛みを受容し、困難に向き合い乗り越えることができる
・ビジョンに基づき、協働できる仲間を見つけることができる
・目標を実現すべく、仮説検証を繰り返すことがきる
▶︎ コーチング・プログラムの内容例
・個別面談 (Ⅰ時間程度): 個人の状態にフォーカスするコーチング。自分は何者で、何に興味があって、何をしようとしているかをじっくり考える
・合宿(2泊3日): 集中的なワークショップ。自分の核からアクションへと向かう土台作り
・セルフコーチング指導 : 自分をコントロールするセルフコーチング方法の指導
・マイクロプロジェクト : 目標実現にむけたマイクロプロジェクトの作成
・リーダーシップ研修 : 非言語コミュニケーションとそれらを応用したリーダーシップの体現