2022年11月8日~10日に福岡国際会議場で開催された第63回電池討論会において、山本健太郎准教授が電池技術委員会賞を受賞しました。
本賞は、40歳未満の若手研究者で、電池の研究・開発に顕著な貢献を行った・または将来の貢献が期待される研究を行った個人に対する賞です。
2021年に開催された第62回電池討論会の発表(発表総数465件)の中から、本年度は山本准教授を含め、3名が受賞しました。受賞対象となった業績は「インターカレーション型フッ化物イオン電池用正極材料の開発9:Infinite layer構造を有する(Ca, Sr)FeO2正極の電気化学特性評価」です。
全固体フッ化物イオン二次電池において、Feの酸化還元反応に加えて、高電位における酸化物イオンの酸化還元反応を活用することで、これまでのインターカレーション型正極を大幅に超える容量を示す材料を見出した点が高く評価されました。
(画像上)授賞式の様子(画像下)受賞の盾・賞状